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青色申告65万円控除を取るなら
複式簿記をExcelで自動化する

65万円控除 vs 10万円控除、税額差は年間約9万円〜。その差を生むのが「複式簿記」の有無です。仕訳を入力するだけでPL・BSが自動生成されるExcelテンプレで、外出・ソフト代ゼロで複式帳簿を完結させましょう。

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税理士監修ではありません。自動計算のみ・申告作業はご自身で行う必要があります。

「青色申告にしたら65万円控除が取れると聞いたけど、複式簿記ってどうやるの?」——青色申告に切り替えた(または検討中の)個人事業主の方が必ずぶつかる壁です。

青色申告の65万円控除(電子申告の場合)は、複式簿記による記帳と、そこから作成した損益計算書(PL)・貸借対照表(BS)の添付が要件です。この記事では、なぜ複式簿記が必要なのか、Excelでどう自動化するかを具体的に解説します。

※ 本記事は2026年7月時点の一般的な制度にもとづく解説です。税率・控除額は将来変更になることがあります。個別の判断は税理士や所轄税務署にご確認ください。

控除額の比較

65万円控除 vs 10万円控除、税額差はいくらか

青色申告の控除には大きく2種類あります。帳簿の方式によって取れる控除額が変わり、手元に残るお金が大きく違います。

区分 控除額 帳簿の要件 申告方式
青色申告(65万円控除) 65万円 複式簿記+PL・BS e-Tax(電子申告)
青色申告(55万円控除) 55万円 複式簿記+PL・BS 書面申告でも可
青色申告(10万円控除) 10万円 単式簿記(簡易帳簿) 書面・e-Tax いずれも可
白色申告 なし 収支記録のみ

税額の差を概算で確認する

65万円控除と10万円控除の差額
控除差 = 65万円 − 10万円 = 55万円

所得税率20%(課税所得330〜695万円の区分)を仮定すると:
税額差 ≒ 55万円 × 20% = 約11万円/年(概算)
※ 住民税(一律10%)まで含めると 55万円 × 30% ≒ 約16万5千円/年の差になります

ポイント:複式簿記さえできれば55〜65万円控除が取れる

簡易帳簿(単式)のままでは10万円控除が上限です。仕訳を入力して損益計算書・貸借対照表を作れる体制を整えるだけで、控除額が最大6.5倍になります。

例:事業所得400万円・所得税率20%の個人事業主(概算)
65万円控除あり → 課税所得 335万円 → 所得税 約47万円
10万円控除あり → 課税所得 390万円 → 所得税 約58万円
差額 約11万円/年(住民税を加えると約16万5千円)
※ 税率区分・各種控除の適用によって実際の税額は異なります。上記はあくまで概算です。
複式簿記の仕組み

複式簿記の流れ:仕訳→元帳→試算表→PL・BS

複式簿記は「1取引を借方・貸方の2面で記録する」帳簿です。流れさえ分かれば、Excelで機械的に処理できます。

Step 1

仕訳(しわけ)

取引を「勘定科目・金額・借方/貸方」の組み合わせで記録する。すべての帳簿はここから始まる。

Step 2

総勘定元帳(各科目の台帳)

仕訳を勘定科目ごとに集計。「売上」「経費(旅費・消耗品費 等)」「現金」「預金」などの残高を把握。

Step 3

試算表(残高一覧)

全科目の残高を一覧化。借方合計=貸方合計になれば記帳ミスなし(貸借一致の検証)。

Step 4

損益計算書(PL)・貸借対照表(BS)

試算表から収益・費用を抽出→PL。資産・負債・資本を抽出→BS。確定申告に添付する2大財務諸表が完成。

Excelなら「仕訳を入力するだけ」にできる

  • 仕訳シートに1行ずつ入力 → SUMIF関数で科目別に自動集計
  • 試算表シートが自動更新 → PL・BSに自動反映
  • 数式を変えないかぎり、入力ミスが財務諸表の計算ミスになることはない
Excel自動化

ExcelでPL・BSを自動生成する仕組み

複式簿記の各ステップをExcelに落とし込むと、次のような構成になります。自分でゼロから作ることもできますが、テンプレを使えば数式・科目設定が済んだ状態からスタートできます。

基本の数式パターン

仕訳シートの「科目」列を条件に金額を集計:
=SUMIF(仕訳!$B:$B, "売上高", 仕訳!$D:$D)

借方・貸方を区別して集計:
=SUMIF(仕訳!$B:$B, A2, 仕訳!$D:$D) - SUMIF(仕訳!$B:$B, A2, 仕訳!$E:$E)
D列=借方金額、E列=貸方金額
📄

仕訳入力シート

日付・摘要・借方科目・借方金額・貸方科目・貸方金額を1行ずつ入力。プルダウンで科目選択。

📊

試算表シート

SUMIF で自動集計。借方残高合計=貸方残高合計の「貸借チェック」セルでミスを即発見。

💵

損益計算書(PL)

収益科目の合計 − 費用科目の合計 = 当期純利益を自動計算。申告書に転記するだけ。

⚖️

貸借対照表(BS)

資産・負債・純資産を自動集計。青色申告決算書に添付できる形式で出力。

注意:これだけはご自身で対応が必要

  • 仕訳の入力作業(銀行通帳・レシート等をもとに自分で入力)
  • e-Tax・申告書ソフトへの転記と電子申告の操作
  • 減価償却・棚卸し等、特殊な取引の処理判断

このExcelは自動計算・集計ツールです。入力した内容の正確性と申告手続きはご利用者自身の責任のもとで行ってください。税理士監修の商品ではありません。

仕訳の具体例

実際の仕訳例(売上受取・経費支払 各3例)

複式簿記は最初の「どっちが借方で、どっちが貸方?」が分かれば、あとはパターンの繰り返しです。よく使う6例を確認しましょう。

売上受取の仕訳例

取引の内容借方科目・金額貸方科目・金額
クライアントから報酬50,000円が普通預金に振り込まれた 普通預金 50,000円 売上高 50,000円
報酬100,000円の請求書を発行した(売掛金計上) 売掛金 100,000円 売上高 100,000円
上記の売掛金100,000円が入金された 普通預金 100,000円 売掛金 100,000円

経費支払の仕訳例

取引の内容借方科目・金額貸方科目・金額
事務用品(ボールペン)を現金3,300円で購入した 消耗品費 3,000円
仮払消費税 300円
現金 3,300円
インターネット料金5,500円が普通預金から引き落とされた 通信費 5,000円
仮払消費税 500円
普通預金 5,500円
取引先との打ち合わせで電車賃1,650円を現金で支払った 旅費交通費 1,500円
仮払消費税 150円
現金 1,650円
仕訳の基本ルール(覚え方)
資産が増えたら借方、減ったら貸方(現金・預金・売掛金など)
収益が発生したら貸方(売上高など)
費用が発生したら借方(消耗品費・旅費交通費など)
借方合計=貸方合計になっていれば仕訳の記帳は正しいです。

仕訳を入力するだけでPL・BSが自動完成するExcelテンプレ

数式・科目設定済み。青色申告65万円控除に必要な複式帳簿を、ソフト代ゼロ・外出ゼロで作れます。

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税理士監修ではありません。自動計算のみ・申告作業はご自身で行う必要があります。

FAQ

よくある質問

e-Taxと連動できますか?

このExcelテンプレ単体ではe-Tax送信機能はありません。Excelで作成したPL・BSの数値をもとに、e-Taxソフト(国税庁提供・無料)や会計ソフトへ転記して申告していただく形です。仕訳・集計の手間を省くツールとして組み合わせてご活用ください。

会計ソフトより安いですか?

主要クラウド会計ソフトの個人事業主プランは年額8,000〜13,000円程度の継続費用が発生します。このExcelテンプレは¥2,980の買い切りで、翌年以降も追加費用なしで使い続けられます。ただし、自動仕訳・銀行連携などの機能は備えていないため、入力はすべてご自身で行う必要があります。

税理士は必要ですか?

このテンプレは帳簿作成(仕訳・試算表・PL・BS)を自動化するものです。確定申告書の作成・提出はご自身で行っていただく必要があります。税務判断が難しい取引や、初めての青色申告は税理士に確認することをおすすめします。本テンプレは税理士監修ではありません。

白色申告から移行できますか?

はい、白色申告からの移行でも使えます。移行初年度は期首残高(開始貸借対照表)の入力が必要になりますが、事業用の預金・現金・未払金などを棚卸しして入力すれば複式簿記を始められます。テンプレには入力例シートを付属しています。

本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、税務上の助言ではありません。記載の控除額・税率は2026年7月時点の制度にもとづきます。実際の税額は個々の状況により異なるため、個別の判断は税理士または所轄税務署にご確認ください。

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デジタルコンテンツの性質上、購入後の返金はできません。内容はBASEの商品ページの説明でご確認のうえご購入ください。
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