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第4類危険物の指定数量 一覧|第一〜第四石油類・アルコール類の値と覚え方

公開日:2026-06-29 / 更新日:2026-06-29 | 資格つまずき解説ノート

結論:第4類(引火性液体)の指定数量は、危険性が高い(引火しやすい)ものほど小さく決められています。特殊引火物50L → 第一石油類200L(水溶性400L)→ アルコール類400L → 第二石油類1,000L(水溶性2,000L)→ 第三石油類2,000L(水溶性4,000L)→ 第四石油類6,000L → 動植物油類10,000L。とくに第二石油類(非水溶性)の1,000Lは早見表の誤記が多いので注意です。

危険物取扱者 乙4で必ず覚えるのが、第4類(引火性液体)の品名ごとの指定数量です。倍数計算の前提になる重要な数値であり、選択肢のひっかけにもよく使われます。本記事では危険物の規制に関する政令 別表第三の固定値で正確に一覧化し、覚え方のコツも添えます。

第4類 指定数量の一覧表(政令 別表第三)

品名指定数量代表物質の例
特殊引火物50Lジエチルエーテル、二硫化炭素、アセトアルデヒド
第一石油類(非水溶性)200Lガソリン、ベンゼン、トルエン、酢酸エチル
第一石油類(水溶性)400Lアセトン、ピリジン
アルコール類400Lメタノール、エタノール、2-プロパノール
第二石油類(非水溶性)1,000L灯油、軽油、キシレン
第二石油類(水溶性)2,000L酢酸、アクリル酸
第三石油類(非水溶性)2,000L重油、クレオソート油、ニトロベンゼン、アニリン
第三石油類(水溶性)4,000Lグリセリン、エチレングリコール
第四石油類6,000Lギヤー油、シリンダー油、潤滑油、可塑剤
動植物油類10,000Lヤシ油、アマニ油、大豆油、なたね油
水溶性のものは、同じ石油類でも非水溶性の2倍の指定数量になります(第一石油類200L→水溶性400L、第二石油類1,000L→水溶性2,000L、第三石油類2,000L→水溶性4,000L)。「水に溶けるものは指定数量が2倍」と覚えると整理しやすいです。

覚え方のコツ

1. 危険なものほど数字は小さい

引火しやすい=危険なものほど、少量でも規制される=指定数量が小さい、という関係です。最も引火しやすい特殊引火物が50Lで最小、最も引火しにくい動植物油類が10,000Lで最大、と両端を押さえます。

2. 数字の並びをリズムで覚える

非水溶性の主系列は50 → 200 → 400 → 1,000 → 2,000 → 6,000 → 10,000(特殊・一石・アルコール・二石・三石・四石・動植物油)。アルコール類は第一石油類の水溶性と同じ400Lです。

3. 水溶性は2倍

第一・第二・第三石油類には水溶性区分があり、いずれも非水溶性の2倍。これを別々に暗記するのではなく「2倍ルール」で導くと負担が減ります。

とくに間違えやすい「第二石油類1,000L」

第二石油類(非水溶性、灯油・軽油など)の指定数量は1,000Lです。一部の市販早見表ではここに誤記が見られるため、本記事および計算ツールでは政令の固定値で統一しています。また第三石油類(非水溶性、重油など)は2,000Lで、第二と取り違えやすいので合わせて確認してください。

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よくある質問(FAQ)

第二石油類の指定数量は1,000Lで合っていますか?

はい。第二石油類(非水溶性、灯油・軽油など)は1,000Lです(危険物の規制に関する政令 別表第三)。水溶性は2,000Lです。

アルコール類と第一石油類(水溶性)はどちらも400Lですが違いは?

指定数量はどちらも400Lで同じですが、品名(分類)が異なります。アルコール類はメタノール・エタノールなど、第一石油類(水溶性)はアセトン・ピリジンなどです。

水溶性だと指定数量が増えるのはなぜですか?

水に溶ける危険物は、水で薄めたり消火したりしやすいなどの性質があり、非水溶性に比べて指定数量が2倍に設定されています(第一・第二・第三石油類)。