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複線図の配線色ルール|白・黒・赤・緑はどこに使う?接地側の見分け方
結論:複線図の色の基本は「白=接地側(灯・コンセントへ)/黒=非接地側(スイッチ・コンセントへ)/赤など=スイッチから灯への渡り/緑=接地線」。まず「白は接地側」を軸に覚えると、ほかの色の役割が芋づる式に整理できます。
複線図でつまずく原因の多くは「線の色をどこに使えばいいか分からない」こと。じつは色のルールはシンプルで、基本の対応さえ押さえれば回路が変わっても応用できます。本記事では複線図で使う代表的な4色の役割と、接地側(白)の見分け方を整理します。
複線図で使う色と役割(早見)
| 色 | 名称 | どこに使う |
|---|---|---|
| 白 | 接地側 | 電源の接地側から、灯(負荷)・コンセントへ。スイッチは通さない。 |
| 黒 | 非接地側 | 電源の非接地側から、スイッチ・コンセントへ。 |
| 赤など | 渡り線 | スイッチから灯(負荷)への線。白・黒以外(赤がよく使われる)。 |
| 緑 | 接地線 | 接地(アース)が必要な器具へ。コンセントの接地極など。 |
「白=接地側」を軸に覚える
複線図の出発点は接地側(白)です。電源の接地側は、スイッチを通さずに灯やコンセントへ直接つなぎます。これが守れていれば、残りは「スイッチに入るのは非接地側(黒)」「スイッチから灯への渡りは白黒以外(赤)」と自然に決まります。色を個別に丸暗記するより、「白がどこへ行くか」を起点に流れで覚えるのがコツです。詳しい配線手順は複線図の書き方 基本を参照してください。
接地側(白)の見分け方
実際の作業や器具では、接地側(白)が決まっている箇所があります。複線図・施工で迷いやすい代表例を挙げます。
- ランプレセプタクル・引掛シーリング:接地側(白)をつなぐ端子が決まっています(受金ねじ部側=接地側)。器具側の指定に従います。
- コンセント:接地側(白)と非接地側(黒)の差込口が決まっています。
- スイッチ:スイッチに入るのは非接地側(黒)。接地側(白)はスイッチに入れません。
試験では「施工条件」が優先される
ここで説明した色は複線図を考えるうえでの標準的なルールです。実際の技能試験では、問題ごとに「施工条件」で使用する電線の色や、接続方法(リングスリーブ/差込形コネクタ)が指定されます。本番では必ずその施工条件に従ってください。複線図は「どの線を・どこへ・何色で」という結線の論理を理解するための下書きと位置づけると、本番でも応用が利きます。
色の使い方を実際に描いて確かめられる無料ツール
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複線図マスターで確認する →よくある質問(FAQ)
渡り線は必ず赤ですか?
複線図の下書き上は「白・黒以外」であれば色は問わず、赤がよく使われます。実際の試験では施工条件で使う電線色が指定されるため、本番ではそれに従います。
接地側(白)をスイッチにつないではいけないのはなぜ?
スイッチで入り切りするのは非接地側(黒)です。接地側(白)は灯へ直接つなぐことで、スイッチを切ったときに灯側に電圧が残らない安全な回路になります。
緑(接地線)はどんなときに必要ですか?
接地(アース)が必要な器具、たとえば接地極付きコンセントなどで使います。問題の施工条件で接地が指定されている箇所に緑線をつなぎます。